連載

2-2.生存本能

人間の脳は、観念を利用して、どう生き永らえてきたのでしょうか。そして、「私」という自己意識と観念は、具体的にどのように関連しているのでしょうか。この疑問を解き明かすことに、苦しみから解放されるヒントが隠されています。苦しみを減らし、平穏な日...

2-1.私という存在

「満員電車で足を踏まれたが、相手が誤りもしなかったので、ついカッとなり足を踏み返した。」など、ストレスフルな日常生活のなかでは、ありがちな話です。もしかしたら、足を踏まれる直前までは、「今日のランチ、どの店にしようか?誰と行こうか?」などと...

1-7.心

私たちの意識とは、脳による自己統制にどこまで介入できるものなのでしょうか。日頃私たちは、多くの時間を、自覚することなしに過ごしています。ありきたりのことではありますが、心臓の動きも、呼吸も、意識の外でコントロールされています。自分自身の意志...

1-6.統制

何も考えず、何秒間頭の中を空っぽにしていることができますか?何も思わず、何も考えず、思考を空白の状態にすることが可能でしょうか?「何も考えないようにしよう。」、「何も思わずにいよう。」と心に念じても、考えない、思わないという言葉が浮かんでき...

1-5.誰が操っているの?

私たちは日頃、自分自身の意識で物事を判断し、選択していると信じ、それを疑うことはありません。しかし、本当は何者かに支配されているのです。「私」という見せかけを、私自身と思い込まされ、あたかも自分で考え、行動していると錯覚しているのです。迷い...

1-4.私を操る「私」

普通に私たちが過ごしている日常において、私を支配する「私」のような誰かが存在します。私たちは、身の回りで起こる出来事のひとつひとつに対して、”快”、または”不快”という判断を瞬時に下しています。そして、快や不快のそれぞれに応じて、笑ったり、...

1-3.強迫する観念

自分自身の意に反する観念が 心にふと現れることがあります。罪深い内容であったり、良心に反するようなことが、何かのきっかけで出現します。それは自発的なものではなく、勝手に心の中に現れます。意に介さず、さらりと受け流すことができればいいのですが...

1-2.私は支配されている?

東洋医学でいうところのツボ(経穴)を刺激すると、それに応じた生体反応が現れます。おいしそうな食べ物の匂いがすれば、脳が刺激され、食欲が増進します。何かを食べると、胃が活発に働きだします。食事もある意味、ツボの刺激のようなものなのでしょうか。...
☆各物語 1話目

1-1.私のなかの無自覚

生活の中で何かを見聞きし、物事に触れるたびに、さまざまな思いが心をよぎります。いろいろな考えが頭の中をめぐります。そして、次の瞬間には、喜びや、怒り、恐れ、悲しみなどの感情も湧きあがります。また、笑ったり、飛び上がったり、逃げたり、泣いたり...