ディストピアの淵 17. やがて行く季節を知らず
少し前の眞野であれば、そんなもの大げさで、ただ無用なだけのものと思ったかもしれない。いつも地面ばかりを見て青く広がる空を見上げようともしない小鳩のようなものだ。小鳩が大鳥のことなど、どうして理解することが出来ようか。「僕には到底南の果てのこ...
ディストピアの淵
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